一人旅の福島県。激熱47度の「飯坂温泉 鯖湖湯」で日帰り入浴。

今回は、福島県の飯坂温泉の中でも最も歴史のある鯖湖湯に行ってきました。

飯坂温泉と鯖湖湯について

飯坂温泉は鯖湖湯、十綱の湯、仙気の湯、切湯、導専の湯、大門の湯、八幡の湯、天王寺穴原湯、波来湯の9つの共同浴場が集まった温泉です。

飯坂温泉の歴史は古く、ヤマトタケル伝説にも登場する古湯として知られ、宮城県の鳴子温泉、秋保温泉と共に奥州三名湯に数えられています。

鯖湖湯は、飯坂温泉の中で最も歴史が古く、あの松尾芭蕉も訪れたのだとか。平成になって改築されましたが、改築以前は最も古い木造建築の共同浴場でした。

鯖湖湯体験記

鯖湖湯は歩いて2、3分と駐車場は少し離れたところにあります。

鯖湖湯が見えてきました。丸みのある屋根が美しい木造建築はなんとも言えぬいい雰囲気。

反対側から見ると大きな樽のような貯水槽があります。

さらには正岡子規らが飯坂を詠んだ句碑や神社も。歴史ある鯖湖湯ならではですね。

鯖湖湯基本情報

鯖湖湯は営業時間が長く、朝6時から夜の22時まで営業しています。通常、日帰り入浴は17時までの営業が多いので、日帰り入浴巡りをしている人にとっては非常にありがたいですね。

この時間なら仕事帰りに入浴していくこともできますよね。地元の方が羨ましいです。

しかも200円で入れるなんて!!

内装は飾り気のないシンプルなもの。

共同浴場というだけあり、地元の方らしきおじいちゃん達が入っていました。

お湯は透明で、匂いもほとんどありません。独特な温泉臭もしないので、日常的に入れる温泉かなと思います。あまり匂いが強いと、翌日まで体から温泉臭がしますからね〜。

「飯坂温泉はかなり熱い」と聞いていたので、おそるそそる足をつけて見ると、とてもじゃないけれど熱くて入ってられません。

これはなかなか入れない・・・ということでしばらく足だけ浸かっていました。

それもそのはずなんと47度もありました。

こんな熱くてもおじいちゃんたちが平気で入っていることに驚きです。慣れれば平気なのでしょうね。

5分ほど足だけ浸かった後、頑張って全身入ってみました。

慣れてくるとなんとかなりそう・・・

飯坂温泉 鯖湖湯まとめ

住所 〒960-0201 福島県福島市飯坂町湯沢32−イ
日帰り入浴時間 6:00~22:00
日帰り入浴料金 200円
泉質 アルカリ性低張性温泉