移住する前に読んでおくべき田舎暮らしのマンガ10選

 

こんにちは。@shoheiomiです。

生まれも育ちも埼玉県の僕が、岩手県岩泉町に移住してからそろそろ2年が経過しようとしています。

今までもこのブログで移住や田舎暮らしの記事を書いてきましたが、先輩移住者として、そろそろ移住者を考えている方に向けたコンテンツをしっかりと作っていきたいと思います。

そんなわけで、「移住する前に読んでおくべき田舎暮らしの雑誌・本9選」に続いて第2弾!!

「移住する前に読んでおくべき、田舎暮らしのマンガ」を10冊に厳選してご紹介いたします。

 

1.山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする

 

高知県の山奥でカフェを運営されているヒビノケイコさんが8年間の実体験をもとに書いたエッセイマンガです。都会で生まれ育った筆者が、「よそもの」として田舎文化と混ざり合い、新しい文化が生まれていく過程を感じることができます。ブログも運営されているので、購入前に雰囲気を感じておくといいかもしれません。

>>ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。

 

2.流されて八丈島~マンガ家、島にゆく

 

引きこもりマンガ家のたかまつやよいさんが八丈島に勢いで移住し、島の人たちとの温かい人情と交流を描いたエッセイマンガです。観光サイトや情報誌には載っていないような観光地や筆者ならではの視点から書かれた八丈島はほっこりとした雰囲気で読んでいてとても和みます。

 

3.銀の匙 Silver Spoon

 

農業高校に入学した主人公八軒勇吾を中心に、農業高校での日常から高校ならではの様々なイベントを丁寧に描き、仲間と協力しながら想定外の事態が続出の高校生活を乗り越えていく・・・これを小さな頃に読んでいたら農業高校行きたくなっただろうなと本気で思います。大人の移住というよりも、子供の育つ環境を考える親の世代にも読んでほしいですね。『鋼の錬金術師』の荒川弘先生が描かれたといことで、どこかで見た顔の人物がたくさん出てくるので、ニヤニヤしながら読み進めています。純粋にマンガとして面白い作品だと思います。

 

4.百姓貴族

 

こちらも荒川弘先生の作品。銀の匙よりもよりリアルな農業・酪農と田舎暮らしの様子を感じることができます。サラリーマン家庭で育った私には想像できないようなことが盛りだくさんで、「こんなことまでやるのか」と驚きもさることながら、「なんか農家・酪農家も面白そう」と思わせてくれます。サラリーマンだけど、脱サラして農業したい・・・と考えている人は読んでおいて間違いなしです。

 

5.山賊ダイアリー

 

現役猟師、兼マンガ家の岡本健太郎さんによる狩猟&ジビエ喰いのエッセイマンガです。シカ、ウサギ、クマ・・・様々な動物の狩猟方法から料理方法までがリアルに描かれています。最近はジビエブームなどで、特に田舎に移住した若者の間では狩猟は注目されている分野なのですが、このマンガを読むとその魅力に引き込まれ、「自分も免許取ってみようかな」という気持ちになってきます。グルメ漫画として読んでみるのもオススメです。

 

6.ぼっち村

 

廃業危機のマンガ家市橋俊介さんが田舎に移住して自給自足を目指すストーリー。物件探しから、自給自足を目指すために始めた農業の話、東京ではありえない大自然の過酷な環境、田舎ならではの人付き合い・・・そんな移住につきものの話題が丁寧に描写されているので(実体験なので当たり前ですが)、田舎への移住を考えている方にとっては非常に参考になるかと思います。読んでいくうちに、田舎の良い点ばかりではなく、田舎での生活や農作物の販売の難しさ、限界集落の抱える課題などが見えてきます。現実を見据えつつも田舎で面白おかしく暮らしていく姿に勇気づけられる作品です。

 

7.リトル・フォレスト

 

田舎で農作物を自分で育てて、とれたての野菜をふんだんに使った彩り豊かな食卓を囲む・・・という、ある意味で理想的な田舎暮らしを描いた作品です。読んでいて感じたことは、都会から生まれ故郷の「小森」に戻った主人公いち子の「生き方」を模索していくストーリーなんだなということです。田舎への移住そのものが目的ではなく、生き方を模索していく中で、「田舎への移住」があるのだということを意識させられます。様々な食材を使った料理が出てくるのでレシピ本として読むのも面白いと思います。

 

8.まんが 新白河原人 ウーパ!

 

とにかく作者の行動力がすごい!マンガ家もりむらさんが、次回作のアイデアを練っている際に閃いた、未開の山で自給自足の「原始生活」を目指し奮闘していく作品です。いつか自然に囲まれて、人目のない場所で、静かに過ごしたいと考えるナチュラリストにとって憧れの生活なのですが、たいていは、仕事や生活、資金面を考えるとなかなか踏み切れず夢に終わってしまうものです。そんな夢物語を、自分で山を買い、木を伐倒し、ログハウスに組み立ててしまうという凄まじい行動力で実現してしまう様子はまさに爽快です。山奥に自分で小屋を建て生活してみたいというガチ田舎移住を考えている方にはオススメの作品です。

 

9.ぐうたら山暮らし

 

畑に薪に温泉に・・・田舎暮らしといえばこれ!という部分が詰まっているマンガです。季節を感じる生活描写が丁寧に描かれているのが印象的。個人的にはお風呂の代わりに温泉を利用する生活が非常に羨ましいです。でも毎回温泉行くんじゃガソリン代はかかるよな〜なんて妙に現実的な部分も考えさせられるので田舎暮らしの憧れの部分と現実的な部分を両方感じたいという方にはオススメの作品だと思います。

 

10.ばらかもん

 

イケメン書道家半田清舟が離島に移住し、島の人々との交流を中心に描かれたほのぼのコメディマンガです。日常の何気ない生活から、田舎ならではのイベント、島の子供たちとの交流の中で島の人たちの優しさやパワーに触れ、内気だった主人公が心を開いていく成長物語でもあります。個人的に書道が得意なので、離島に移住したらこんなばらかもん生活ができるんじゃね?と妄想しながら読んでいます。マンガなので現実とは異なる部分はたくさんあるでしょうが、理想の田舎暮らしを「妄想」するのも大切なことですからね。まずは田舎を好きになりたいという方にオススメの作品です。

 

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>>移住する前に読んでおきたい田舎暮らしの雑誌・本9選