「林業スクール」釜石地方森林組合の取り組みが熱い!!

 

今日は1月24日の日曜日に釜石大槌バークレイズ林業スクール第一回終了報告会に参加してきたのでその時のお話。というより、釜石の熱い林業の取り組みをご紹介!!

釜石地方森林組合概要

 

林業スクールの中心となる釜石地方森林組合といえば、岩手県の中でもかなり意欲的に林業に取り組んでいる森林組合で、ホームページもおしゃれ。

釜石地方森林組合

組合の目標もしっかり設定されています。

1 森林による雇用拡大

2 命を守り繋ぐ作業路の開設提案

3 再生可能エネルギーへの資源提供

4 森林吸収源取引を利用した森林整備事業資金の確保

5 低コスト、良質な復興住宅の提案

6 林業体験を通じた交流人口の拡大

森林組合って木を切るだけじゃないんですね。釜石地方森林組合は、森林資源を生かして地域に様々な形で貢献していく組合なんだということがわかります。

釜石大槌バークレイズ林業スクール

そんな釜石地方森林組合は、昨年の1月から「釜石大槌バークレイズ林業スクール」という一から林業を学べる授業を開催しているのですが、

森林組合や林業事業体などに勤務する若手職員やそれらの団体への就職をめざす若者に、作業の実践や幅広い視野から森林や林業について考える知識を体得させる少人数での実習と、学生を含め広く一般の方々に林業について関心をもってもらうための公開セミナーの2本立て

と内容も充実。
この林業スクールは、釜石地方森林組合が世界有数の金融機関であるバークレイズグループから支援してもらって、開講した林業スクールで、完全な民間の運営は全国でも初めての事例ではないかということ。

 

これ、なんと無料で受けられるんです。もちろん、通学費とか、食費などは別ですけど、近隣で通うことのできる範囲の人であれば、かかる費用はそれだけです。土日にやってくれるので、普段別の仕事をしている方でも参加できるし、お金のない学生さんも参加しやすいですよね。

今回の報告会は、その林業スクールの第1期生の成果を報告するとともに、スクールの理念や、「林業の人材育成と林業スクールの課題と展望」といったお題で、パネルデスカッションも行われました。

この林業スクールの根幹は現場を学ぶことなんですが、けっして閉ざされ環境というわけではなく、もっとこの街に対して何ができるか、大きな視点で見れるようになってもらいたいという願いもあるようで、受講者の方も今回学んだことをこれからどう生かしていくのかという点をしっかり発表されていました。

カリキュラムとしては、

①釜石・大槌バークレイズ林業スクール説明/コミュニケーションとリーダーシップについてのワークショップ
②林業現場の作業の安全、刃物・チェーンソーの扱いと目立て
③測量実習
④調査・間伐実習
⑤林業先進地・欧州の林業/まとめと振り返り

とても無料の内容ではないですね。これ、どんどん受講希望者が増えるんじゃないかな。

 

今回第2期目の内容が発表されたのですが、やっぱり選考はあるみたいで、希望者は「受講希望理由」をA4一枚程度にまとめて提出するようです。

また、年6回の通年コースと、5日間の短期集中コースの2パーターンあるので、どちらかを選んで応募します。第1期は、通年コースのみだったのですが、どうもお子さんも参加したいとか学生でまとまった休みに参加したいとかいう要望があったようで、短期コースも新たに設けたとのこと。

 

林業に興味のある方は是非応募してみてください。

ちなみに東京でも応募説明会やるようです。

詳しくは釜石地方森林組合のホームページ

 

林業へ!きっかけを作ろう!

今回ちょっと嬉しかったのは、釜石地方森林組合の職員の方たちの林業の世界に入ったきっかけを聞けたことですね。林業って結構敷居の高いイメージがあったのですが、誰でも参加できるんです。ハーローワークにあったからとか、友人に誘われたからとか、言い方悪いですけど、フツーな理由なんですよ。すごい林業が好きでずっと学んできました!という感じじゃなくてもしっかりやっていける。

だからこそ、窓口となる場所が必要で、今回の「釜石大槌バークレイズ林業スクール」はまさにその役目を果たしているなと感じました。

 

僕は、同じ岩手県の岩泉町で森林コンダクターなるものをやっていますから、すごく刺激を受けました。岩泉も林業の担い手は少ないし、その下の製材だとか加工に携わる人も少ないんですね。それをもっと増やしていきたい。

ナリワイ」なんて言葉もありますが、百姓的にいくつも小さく稼げる仕事を持っているという生き方も流行っているようなので、林業をやる傍ら、薪を割ったり、畑わさびの収穫を手伝ったり、酪農家の手伝いしたり、森林を生かした体験授業をやってみたり、薪ストーブの煙突掃除をしたり。そういうちょっとしたお金になりそうなものをちゃんと体系化して新しい形で一次産業に携わる人を増やすことも一つのアイデア。

 

岩泉町では林業だけでなく、森林資源を活用し、様々な分野と連携できるような仕事を作っていくことを目指します。もっといろんな視点から森林に関わる人を増やしたいのです。

まずは、森林に興味を持ってもらうこと。きっかけ作りですね。精油抽出体験は暖かくなったらやろうと思います。

 

ではでは。

 

 

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