こんにちは。@shoheiomiです。
岩泉に来る前に何度かアロマオイルの抽出を行っていたのですが、岩泉に来たのが冬だったということもあり、まだ岩泉ではアロマオイルの抽出を行ってませんでした。
春になったので早速若葉を、と思いましたが、まず製材所の端材が手に入ったのでそれで実験してみました。
*度々お世話になっている株式会社吉本さんで端材をいただきました。
今回実験するのは、カラマツの端材です。
アロマオイルの作り方は、木材を細かくして、それを熱蒸気によって加熱していくと、木材から水分と油が出てくる。それを集めるだけです。
仕組みとしてはとても簡単なのです。
大きな鍋に水を入れ、水に浸からないように材料を台に載せます。鍋を加熱すると、蒸気が発生しますので、それを管に集めて冷却するとアロマオイル(精油)と芳香蒸留水が抽出できるのです。油の方が軽いですから精油が上の方に溜まってきます。それをスポイトなどで集めてボトルに入れればOK!!ということなのですが、材料によっては油分が少なく、精油が抽出できない場合もあります。
材料の量によって異なりますが、抽出時間は3時間程度です。結構長いのでしんどいのですが、熱を使うものなので目を離すわけにもいきませんからね。
30分後、水滴がポタポタと落ちはじめます。
この段階になると結構香りがします。今回の香りは・・・うーんそんなに良くないかな。ちょっと酸っぱいような感じもしますね。
この調子で1時間くらい様子を見ていましたが、芳香蒸留水ばかりで精油は抽出できませんでした。精油が抽出できた時は上澄みの部分に黄色っぽい色がくっきり現れます。ヒノキとかは結構出るんですけどね〜。カラマツの端材からは効率的に集めるのは難しそうです。
今度はカラマツの葉っぱで実験してみたいと思います。