こんにちは。@shoheiomiです。
いやー、最高です。なんと山を自由に使っていいことになりました。所有権は持たないんですが、何をしてもいいと。委託管理みたいなやつでしょうか。 山主さんとしては持っていても何にもならないから、それだったら好きに使ってくれということで、お会いしてその日に自由に使っていいと言ってくださいました。 もう大興奮です。 早速、その二日後に山主さんと一緒に山を見に行きました。 広葉樹林とカラマツ林の二つがあるのですが、今回見させてもらったのは広葉樹林。 30年ほど前に一度伐採したようです。
結構細い木が多くて、建材として使うことはまだできそうにありませんが、ものすごい豊富な樹種が生息していて、活用次第では非常に可能性のある山です。 ちょっと入っただけででも、17種類くらいは確認できました。
林道もしっかり整備されているし、森林浴なんかもできますね。
食べられる山に
今回一番興奮したのはこれ。なんだかわかります?
よーく見てください。樹皮が緑ですよ。スイカみたいでしょう。 これウリハダカエデと言います。瓜に似ているからそう名付けられたそうです。 ちなみに材は白いみたいです。樹皮はこんなに色づいているのにおもしろいですよね。
ウリハダカエデちゃん。これうまいメープルシロップとれるんだよなあ。 pic.twitter.com/ceZrdhRspR
— オオミ ショウヘイ (@shoheiomi) 2016年3月19日
樹液採集体験もできるし、採集した樹液を地元のお菓子屋さんとコラボして、樹液を混ぜたお菓子なんかも作れる。木の街岩泉ならではの商品ができる。 — オオミ ショウヘイ (@shoheiomi) 2016年3月19日
これ、やりたかったんですよ。カエデ類はほとんど樹液出るんですが、特にこのウリハダカエデはうまいと評判だったので、密かに探していたんです。 いやー、うれしい。何本もありました。まだ細いのが多いんですぐにたくさん取れるわけではないですが、これを契機に岩泉で樹液採取が広がっていくように仕組みを作っていきます。 これで普段から言っている「接点を増やすこと」ができますねえ。 これ、植林もできないかな。 基本的に今回の山は、食べられる樹種をメインにしていきたいんですよ。
クリも生息していましたし、カエデも何種類もありました。ふきのとうも。これらを育ちやすい環境にしてあげること。そして植林して「食べられる山」にすること。食べられる山プロジェクトです。妄想がひろがるなあ。
ぼくらのもり(仮)特設ページ作っちゃいます。
まだまだやりたいことあるので、特設ページ作ってそこでやりたいことまとめてみます。
ちょいと目立つように毎回本文下に画像をはっつけてリンクで飛ばそうかな。
山に名前がないものですから、呼びにくくて。毎回「自由に使っていい山」って呼ぶのは変だよなってことで、「ぼくらのもり」って勝手に呼ぶことにしました。多分僕しか言わないだろうけど。正式名称はおいおい考えます。もしかしたらこのまま変わらないかもしれませんが。
そんなわけで、森林コンダクターに着任して2か月。いろいろ始まりますよ〜。