移住する前に読んでおくべき田舎暮らしの雑誌・本9選

 

こんにちは。@shoheiomiです。

生まれも育ちも埼玉県の僕が、岩手県岩泉町に移住してからそろそろ2年が経過しようとしています。

今までもこのブログで移住や田舎暮らしの記事を書いてきましたが、先輩移住者として、そろそろ移住者を考えている方に向けたコンテンツをしっかりと作っていきたいと思います。

そんなわけで、まずは導入編。

サクッと田舎暮らしや移住について知りたいという方向けに、9冊に厳選してご紹介いたします。

 

 

1.ソトコト

 

 

田舎の面白い取り組みを定期的に特集しているソトコトは、移住後の雰囲気を感じるのにもってこいの雑誌だと思います。紹介する2017年10月号は「地域を育てるソーシャルビジネス」について。

ソーシャルビジネスとは社会の課題を解決し、それそのものを仕事として続けていくことができる、現在もっとも求められている分野の職業のこと。取り組まれている内容は様々ですが、地域の課題を解決するという点は一致しているので、移住後にソーシャルビジネス関係を考えているなら、おおいに参考になると思います。

 

2.TURNS

 

 

田舎に移住したいけれど、どこに行くかは決まっていない・・・という人にぴったりなのがこの本。全国の移住先が紹介されているので、先輩移住者がどのような暮らしをしているのか、その土地はどんな雰囲気なのか、などざっくりとしたイメージを持つことができます。受け入れ制度や支援策など移住に必要な情報も載っているので、移住に向けたざっくりとしたスケジュールを立てやすくなります。

 

3.田舎暮らしの本

 

 

田舎暮らしの物件情報を探すならこの本がオススメ。どんくらいの価格で物件を購入できるのか、賃貸はありそうかなど、物件情報があると具体的に移住をイメーージしやすくなります。ここに載っている物件は、地方の郊外都市というよりも、山奥の田舎暮らしや別荘向けの情報が多いのが特徴です。

 

4.新しい移住のカタチ

 

 

自分らしく暮らして行くためにはどうしたらいいのだろう。誰しもが抱える課題の一つの答えとして「移住」という選択をした人達を中心にインタビューしたものを紹介しています。サラリーマンというよりも、職人、クリエイター、パン屋さんなどを取材対象にしているので、フリーランスや独立して働きたい人向けの情報が多いです。移住を通して生き方そのものを考え直したい人にオススメの本です。

 

5.週末移住からはじめよう:田舎に小さな家をもつ2拠点ライフ

 

 

29 歳で八ヶ岳に300 坪の土地を300 万円で手に入れて週末移住を始めた人のお話。いきなり仕事も辞めて永住する覚悟で移住というのはなかなかハードルが高いものです。そこで提案するのが、まずは週末だけ移住してみる、ということです。土地だけあれば、建物がなくてもテントを張ればキャンプ場にもなるし、自分で小さな小屋なんかを建ててもいい。子供心がくすぐられるような、新しい田舎暮らしの考え方が満載です。

ガッツリ移住したいというよりも、田舎に拠点を作って、週末だけ利用したい人にオススメの本です。

 

6.全国のR不動産:面白くローカルに住むためのガイド

 

 

他では見られないような、ちょっと変わった不動産の取り扱いや、リフォームやDIY用の部材を販売しているサイト「toolbox」を運営している R不動産。そんなR不動産のスタッフが仕事につくまでの経緯や、地方での生活、町の案内まで、単なる不動産の紹介ではなく、その町に「暮らす」ということをどこまでも丁寧に書かれています。

違う町に暮らすということはどのようなことなのだろう。そんな移住してからの現実的な暮らしを想像するのに最適な本だと思います。

 

7.田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則 (生活人新書)

 

 

総務省地域力創造アドバイザー、農林水産省ブランド化支援事業プロデューサーとして活躍するジャーナリストとして活躍する金丸氏が全国を見てまわった際に感じた、「成功する田舎の共通点」を全国の事例を紹介しながら紐解いていきます。「暮らし」というよりも、『田舎力』というタイトルの通り、田舎そのもの可能性に焦点をあてた内容となっています。

 

8.地域おこし協力隊 : 地域おこし協力隊と地域が共鳴し、感動を共にできる地域。きっとそんな地域はいつまでも元気なんだと思います

 

 

今や3,000人を超える人が利用している地域おこし協力隊の制度。田舎へ移住するための手段として地域おこし協力隊の制度を考えている人も多いのではないでしょうか。この本は、地域おこし協力隊の制度を金銭面や役所との関わりなど基本的なことから丁寧に解説してくれています。

田舎で何を実現したいのか、自分のビジョンをしっかり持つこと、そしてそのビジョンが役場の思い描くビジョンとマッチしているのか、ビジョンを実現するために何が必要なのだろうか。ここで書かれた内容は移住だけにとどまらず、自分の人生をどのように生きるのか、という根幹の部分にも応用できると思います。

 

9.生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択(しごとのわ)

 

 

23人の移住者たちが「働き方」について、飾ることなく等身大で語ってくれています。美談や成功話ではなく、紆余曲折ありながら、田舎で暮らしている人たちの姿が丁寧に綴られ、自分でもできるかもしれないという気持ちにさせてくれます。

移住先で何をしたいのか、それは地域が望んでいることなのか、ギャップがあるとすればどのように折り合いをつけていくのか。リアルな田舎での「生き方」を感じることのできる一冊です。

 

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