こんにちは。@shoheiomiです。
今日、4月13日は何の日かご存知でしょうか。僕は知らなかったのですが、1888年4月13日、東京・上野に日本初の喫茶店「可否茶館(かひいさかん)」が開業したことにちなんで、「喫茶店の日」と言われているようです。
そんなこともつゆ知らず、たまたま仕事で立ち寄ったのが、岩手県岩泉町の「ぶるっく」という喫茶店。山に囲まれた岩泉町の中でもさらに山奥にあるのですが、関東や北海道など全国各地から多くのファンが訪れる名店です。
ぶるっく
岩泉町の中心街から車を走らせること約1時間。あたりには数件の民家しかない田舎道に、ログハウス調のこじんまりとしたお店が見えてきます。こちらが知る人ぞ知る「ぶるっく」という名前の喫茶店です。
すごくオシャレな外観というわけではないですが、飾り気のないログハウス調の外観は、なんとなくふらっと入ってみたくなる温かい雰囲気を感じます。
チェーンソーアートが並ぶ店内
店内に入るとすぐに目に入ってくるのが、チェーンソーアート。岩泉町の中でも木材生産が盛んな地域ということもあり、地域にはチェーンソーアートの達人がいるそうで、店内やお店の外にもたくさんのチェーンソーアートが置かれていました。チェーンソーのみでここまで細かく削り出していくというのはとても信じられないほどの完成度!
店内には時々オーナーの愛犬も遊びに来るようで、少し肌寒いのか薪ストーブの側で暖まっていました。
おとなしくて、とてもお利口さんなのですが、結構人懐っこい一面もあって、足元にすり寄ってきたりしてとてもカワイイ!
入り口に置いてあったチェーンソーアートはこの子なのかな。可愛らしいので思わず撫でてしまいました。
樹液入りのコーヒー
最初に“仕事で立ち寄った”と書きましたが、実は3月に採取した樹液を喫茶店のメニューの一部にできないかということで相談しにきたのでした。とはいえ樹液採取時期も終わってしまったので本格的な売り込みというよりも、樹液を使って何か試作品でも作れないだろうか…というざっくばらんな意見交換会のようなイメージです。
▼樹液採取の記事
お昼ご飯の時間だったので、自家製のトマトや春の山菜を使った特製スパゲッティと自家製パン、サラダのセットをいただきながら、樹液の可能性について色々とお話しさせていただきました。
食後に、樹液で淹れたコーヒーを試飲。
ブラックコーヒーですが苦味がなく、ほんのりとした甘みを感じ、とても飲みやすいです。僕は砂糖やミルクを入れたコーヒーは甘ったるくてあまり好きではないのですが、この樹液入りコーヒーはブラック好きでも飲める甘さでした。これはいけるかも!
この他にも色々と樹液を活かせないか考えていただけるということで、今後に繋がるとても良い話し合いができたとのかなと一安心。まだ取扱いが決まったわけではありませんが、樹液の“理解者”が増えた気がしてとても嬉しい思いです。
帰り際に
帰り際に、お店の裏側にあるチェーンソーアートをじっくり見させていただきました。
熊だけでなくキリンも。
手提げ袋はシンンプルだけどすごいアイデア。
もし岩手県の山奥まで足を運んだなら、素晴らしいチェーンソーアートとほっこりした空間が魅力の「ぶるっく」に立ち寄ってみてください。
店舗情報
店名 | ぶるっく |
住所 | 〒028-2233 岩手県下閉伊郡岩泉町釜津田沢口2 |
営業時間 | 11:00~16:00 |
営業日 | 不定休 |
電話番号 | 0194-29-2268 |