意外と知られていない?薪ストーブ用の薪購入先を調べてみた。

こんにちは。@shoheiomiです。

岩泉で過ごしていて不思議に思ったことが一つあります。それは岩泉の家の脇に積んである薪は一体どこから来たものなのだろうということです。

いくら山に囲まれた岩泉とはいえ、全員が山から木を切り出し薪を割り・・・なんて作業をしているとは思えません。山を持っていない人もいますし、高齢で薪割りできない人もいます。では彼らはどこから薪を持って来たのでしょうか。考え始めると夜も眠れません。ぐっすり眠るために薪を集める方法を調べてみたので、ご紹介いたします。

薪の購入方法

 

材木屋・製材所から購入する

近所の材木屋から端材を購入する方法です。原木を薪割りしたものではなく、建築材の端材が中心となるため、形も大きさも様々です。建築材は通常スギやヒノキなど針葉樹を使うので、必然的に針葉樹の端材が多くなります。材木屋さんと仲が良いと安く譲ってくれるかもしれません。コンテナ一つで数百円という破格の安さで譲って貰ったという話も聞いたことがあります。

ホームセンターで購入する

田舎のホームセンターに行けば、ほぼ間違いなく薪は販売しています。一般の人が一番購入しやすい手段だと思います。ただし、材木屋などから買う場合より単価は高くなります。1束あたり700〜800円はするので、燃料代としては決して安くないと思います。

燃料店で購入する

プロパンガスや灯油など暖房器具の販売業者が薪を扱っている場合があります。都市ガスが発達していない田舎ではプロパンガスを使うことが多いので、燃料店が定期的に各住宅を周り設置やメンテナンスを行っています。その際に一緒に薪を持って来てもらうということもあるようです。

知り合いの山主から購入する

知り合いに山主がいれば安く譲ってくれるかもしれません。ただその場合は原木のままでの購入の可能性が高いです。薪割りはそれなりに重労働ですし、薪を割るスペースも確保しなければなりません。

森林組合から購入する

個人販売していないことも多いですが、森林組合でも販売してくれることがあります。森林組合は次にどの時期にどの場所の木を伐採するか大体把握していますので、事前に相談しておくと欲しい樹種を入手できることもあります。配送してくれるのか自分で取りに行かなければならないのか等、事前に打ち合わせしておく必要があります。まずは近くの森林組合に問い合わせて見ることをお勧めします。

 

チップ工場から原木を購入する

薪割りを自分でできるなら、チップ工場から原木を購入するのもありです。一本1,000円程度から販売していますので、自分の使う量に合わせて購入しましょう。まず間違いなく配送はしてくれないので、自分で軽トラなどを手配して運ぶ必要があります。

インターネットで購入する

インターネットで「薪 購入」と検索すると、amazonや楽天、薪販売専門店で薪を販売していることがわかります。インターネット注文のメリットとしては、好きな樹種や大きさを選べること、いつでも購入できること、クレジット決済や銀行振込など決済方法が豊富なことが挙げられます。ただし、送料がかかるので、インターネットで購入するとしてもなるべく近い店舗からの購入が望ましいでしょう。

▼こちらの記事にまとめています

薪は用途によって使い分けよう。広葉樹・針葉樹それぞれの特徴をご紹介。

 

<薪専門店で購入する>

出典:薪Club

薪専門店ならではの大口販売にも対応しています。大口購入の際は、時間指定ができるのか、手おろしはしてくれるのか、配送エリアが設定されていないか等確認しておくのがいいでしょう。大きなトラックで来る場合は、狭い道路には入れず、結局運べなかったというケースもありえるので注意が必要です。

 

参考になりましたでしょうか。お住いの地域のよっては今回ご紹介した方法以外でも薪を確保できるかもしれませんね。場所・使用量・価格等を勘案しながらどの方法が自分にあっているか考えてみましょう。