北海道の「青い池」と青森県の「青池」どっちが青いか実際に行って確かめて来た。

こんにちは。@shoheiomiです。

先日、新しい車がようやく納車となったので、早速、前々から注目していた青森県深浦町の青池に行って来ました。

なぜ、注目していたかというと、以前、北海道美瑛町の青い池に行ったことがあったのですが、青森の青池とどっちが青いのか気になって仕方がなかったからです。

２ヶ所行ってみて、ようやく疑問が解消されました。

さて、その結果は・・・

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北海道美瑛町の青い池

舞台は北海道美瑛町。

様々な種類の作物が植えられている様子が美しい「パッチワークの丘」が有名な自然豊かな町です。

この町で、世界的に有名なスポットとなったのが、「青い池」です。

Appleのデスクトップピクチャとして採用されたのでご存知の方も多いかと思います。

世界的に有名なAppleに採用されたことで海外からの観光客も多く、今や北海道の中でもメインの観光スポットとなっています。

近くまで行くとやはり駐車場待ちの車がずらりと並んでいて、なかなか動きそうもないので2キロ手前の白金インフォメーションセンターの駐車場に車を停め歩いていきました。

歩くこと約２０分。

ついに青い池に到着です。

うわ、こんなに青いのか！！

今までも若干水が青く見えるという経験はありますが、「青い池」は想像以上に青でした。

季節や天候によっても見えかたは違うそうで、見事なエメラルドブルーに見える日もあるのだそう。

枯れた立木がなんともいえないいい雰囲気を出していますよね。

この池、実は昔からあるのもではなく、十勝岳噴火による火山泥流を貯める施設としてコンクリートブロックにより人工的に建設された堰堤なのです。それが水が溜まってみると、このように青くなったことから徐々に口コミが広まり「青い池」と呼ばれるようになりました。

青く見える理由は

こんなに青く見えるのはなぜなのでしょうか。

一般社団法人美瑛町観光協会のホームページによると、

太陽からの光が水中のコロイド粒子と衝突し、色々な方向に散乱され、コロイド粒子が、光の散乱を促し、波長の短い青い光が散乱されやすいため、その光が私たちの目に届き、青く見えると言われております。

但し、水が青く見える原因について、過去に水質調査がされておりますが、明確な原因については解明されておりません。十勝岳噴火後、自生した白樺のように、予期せず生み出された自然現象から生まれた神秘な場所です。

引用：一般社団法人美瑛町観光協会

このコロイドという物質は、近くにある白ひげの滝などからアルミニウムを含む水が流れてくるのですが、これが美瑛川の水と混ぜることで生成されるのだといいます。

「青い池」はいくつもの偶然が重なりできたものなのですね。

ちなみにAppleで使われた青い池のデスクトップピクチャは

美しすぎますね。枯れ木に雪が積もる様子はなんとも幻想的。

白金青い池

スポット名	白金青い池
住所	〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金
駐車場	乗用車100台、バス10台　（無料）

青森県深浦町の青池

もう一つ、青森県の青池をご紹介しましょう。

青池がある青森県深浦町は日本海に接し、かつては北前船の風待ち湊として栄えました。

生干し焼きいかや千畳敷海岸なども有名です。

そんな深浦町にある青池は世界遺産「白神山地」の西部に位置する十二湖の中の一つで、白神山地最大の観光スポットとなっています。

駐車場に車を停め林道を歩いていきます。

青池に続く道にも大きな池（鶏頭場の池）があります。

１０分程度歩いたら、青池の看板が見えてきました。

おお、これはすごい・・・

まさに青々としています。

北海道の青い池とはまた違った青さです。まるで青のバスクリンを入れたようです。

これだけ青いのに、よく見ると透明度も高く澄んでいることがわかります。

それにしても神秘的ですね。

青池が青い理由は

正直なところ、確かなことはわかっていないそうです。水中に青い物質が含まれているわけではなく、非常に透明度が高いため、太陽の光が水に差し込むと赤い色の光が水の分子に吸収され、残った色が青色として見えてくるのではないかという説もあります。

まだまだ謎が多い・・・それも魅力なのでしょう。

青池

スポット名	青池
住所	青森県西津軽郡深浦町
駐車場	十二湖エリア内に駐車場8箇所。青池に一番近い駐車場は有料（普通車400円・中型車1000円・自動二輪車100円）