2018年の樹液採取が始まる。今回採取するのはウリハダカエデ。

 

こんにちは。@shoheiomiです。

今年も始まりました、樹液採取。

前回、シラカバとウリハダカエデの2樹種で樹液を採取しましたが、今回はウリハダカエデのみ。

採取する本数を1本から10本に増やして、1ヶ月の間にどのくらいの量の樹液が抽出できるかをデータ化してみたいと思います。気温とか胸高直径による抽出量の違いまでわかればいいですが、日当たりや木の個性によっても異なるため、参考になるようなデータを得ることはできないでしょう。なので今回は、平均して1ヶ月の間に1本あたりどのくらい樹液が出るのか、という単純なデータだけを取ることにします。

 

樹液採取の場所

 

今回採取する場所は、岩泉町内の町有林。

「岩泉の明日の林業をつくる会」の活動として、特別に町有林の使用を許可されています。

>>来春の樹液採取に向けて町有林で資源調査を実行

 

 

 

樹液採取の準備

樹液採取をするために、必要なものは以下の通りです。

  • 電動ドリル
  • ホース(内径8mm)
  • ホースと木を繋ぐ専用ジョイント
  • カナヅチ
  • ペットボトル
  • サランラップ
  • PPひも
  • ハサミ

 

準備したものを使ってセッティングしていきます。ごく簡単に紹介します。

①採取対象の木に電動ドリルで穴をあける

ドリルの直径は専用ジョイントがうまくハマるように、直径12mmのものを用意しました。

深さは4〜5cm程度で問題ありません。深ければたくさん採取できるというわけではないのでご注意を。

 

 

②専用ジョイントをカナヅチで叩いて埋め込む

先ほどあけた穴に専用のジョイントを埋め込んでいきます。

埋め込む際は、ジョイントとカナヅチの間に木の板など衝撃を吸収できるものを挟むとジョイントが傷つく心配がありません。

 

 

③ジョイントにホースを差し込みペットボトルをセットする

ペットボトルはPPひもで木にくくりつけて、飛ばされないようにしました。

 

これにてセッティング終了。

あとは樹液が出てくるのを待つだけです。

データ採取するためにも毎日行ければいいのですが、結構遠いので2日おきに採取することにします。

さてどれだけ採取できるかな。楽しみです。

 

 

樹液採取の続きの記事

全部で6リットル超!ウリハダカエデの樹液を回収してきました。

 

この記事が気に入ったなら

この記事を気に入っていただけたのなら、樹液カテゴリーの記事がオススメです。樹液採取の方法からメープルシロップの作り方など、移住先の岩手県岩泉町で始めた樹液採取の活動についてご紹介していますので、参考になれば幸いです。

樹液記事一覧