こんにちは。@shoheiomiです。
先日、10本のウリハダカエデに樹液採取の器具を仕掛けてきたのですが、その2日後に樹液を回収しに行ってきました。
自然相手。想定外のことも。
毎回こんな雪の残る山を登るのでなかなか大変です。
もちろん普通の格好ではいけないのでしっかりと防寒対策をします。僕はスノボ用のズボンを2着持っているので、そのうちあまりかっこよくなくて使ってない方を履いています。
設置した場所まで行くと樹液は出ていましたが、一つ計画の重大な欠陥が発覚!
樹液が凍ることをすっかり忘れていたので、その場でタンクに移し替える計画だったのですが、凍っているので移しかえられません。10本のウリハダカエデに仕掛けたので、10本分ペットボトルを持って帰らないといけないことに。タンクに移しかえれれば、タンク1つで済んだのですが・・・仕方ありません。
▼移し替えようと思っていたタンク。でも持ち帰って樹液を溶かした後に使うので必要です。
樹液の量はというと、一番日当たりのよく、太めのウリハダカエデからは1900mlの樹液が出ていました。その他からは、最大で半分程度。胸高直径12cmと一番細いものからは、ほとんど回収できませんでした。これは想定内です。まだ岩手の山奥では気温が低いので、こんなもんでしょう。
採取場所の町有林では、日中でも2℃ほどでした。基本的には最高気温が10℃以上になるとよく樹液が出るということなので、来週、再来週はたりはピークになるのではと思います。
この日は10本のウリハダカエデから合計で6リットルの樹液を採取することができました。もう少し採取できれば、煮詰めてメープルシロップにする実験をして見たいと思います。お楽しみに。
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