【草木染め】キハダで無印良品の麻シャツを綺麗な黄色に染めてみた。

こんにちは。@shoheiomiです。

今回は、無印良品の麻の白シャツをキハダで黄色に染めてみました。

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キハダで麻のシャツを染める方法

木の色を有効活用しようじゃないかということで、草木染めを始めたのですが、これだ!!という色を出すのは難しいのです。もっと鮮やかな色出せないかなと考えていたところ、お世話になっているチップ工場でキハダを発見!!樹皮はいらないということなので、早速丸太から剥いでみました。

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結構簡単に素手でも剥ぐことができます。

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樹皮は真っ黄色。これは綺麗な黄色に染めることができそうです。

 

今回はこちらの無印良品の麻シャツを染めてみます。無印の麻シャツなくてもいいのですが、

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無印の麻シャツなくてもいいのですが、麻100%のシャツを選びましょう。人口繊維が入っていると染まりにくいので、100%天然繊維のものを選ぶのがコツです。

まずは、キハダの樹皮を細かくしたものを、鍋で40分ほど煮ます。

その後、あらかじめ中性洗剤で洗ったシャツを鍋の中に入れ、再び40分ほど煮ます。

ちょうど、こんな感じでだんだんと黄色く染まってきます。

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次に、バケツなどを用意し、お湯を入れ、焼きミョウバンを5グラム程度入れよくかき混ぜます。(媒染液)

媒染液の中に、煮出したシャツを入れ、20分ほど媒染させます。この媒染を行うことにより、繊維に色を定着させることができます。

 

20分したら取り出し、水洗いします。しっかりと媒染すれば、洗っても色が落ちずに綺麗に染まっているはずです。

 

ジャーン。洗ったばっかりなのでしわくちゃですが、綺麗に黄色い色が出ました。素晴らしい。

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これから黄色い服なら作れますね。今度は麻じゃなくて綿とか絹とかでやってみたいですね〜。あとウール。動物性たんぱく質の方が染まりやすいので、おそらくもっと濃い黄色が出ると思います。

 

違う木でも実験したいし、せっかくなのでオリジナル商品も作りたいし。岩手県にある縫製工場にシャツとか作ってもらって、それを染めたりできれば面白いですね。