青森で初体験。チンチンアイスとは一体?気になる歴史や購入方法を調べてみた。

 

こんにちは。@shoheiomiです。

先日、新しく購入した車で青森県を1泊2日の車中泊旅行で周ってきたのですが、その度の中で、印象的だった出会いがありました。

旅の一つ前の記事はこちら

青森県有数のパワースポット。岩木山神社の御利益や参拝に役立つ情報まとめ。

2017年6月の青森・津軽旅行 目次はこちら

1泊2日の青森・津軽旅行で訪れたい。オススメの観光スポットまとめ。

 

岩木山神社を参拝した後、駐車場に戻ると、

青いカートにアイスのコーンが乗った不思議な光景が広がっていました。

 

よく見てみると、「昔懐かしのチリンチリンアイス150円」の文字が。

 

チリンチリンアイス?

 

聞いたことありません。青森ローカルだから埼玉出身の僕は知らないのか。

それとも、昔はどこにでもあったものなのか・・・

とにかく気になってしょうがなくなってしまったので、買ってみることにしました。

 

 

おばちゃんにサービスしてもらって山脈のようなアイスに。

食べて見ると、アイスクリームとシャーベットの間のような食感。

なんとも言えぬ絶妙な食感がたまりません。

味は何の味かよくわかりませんでした。バナナ?

 

しばらくカートのそばで食べていると、おばちゃんが

「りんご味もあるの。のせてあげるからきなさい。」

なんと、りんご味も無料でサービスしてもらいました。

これもうまい。りんごの味をほのかに感じる、優しい味です。

病みつきになりそう。

 

 

それにしても、チリンチリンアイスとは一体何者なのか、このカートで移動しながらアイスを販売するスタイルもチリンチリンアイスと関係があるものなのか疑問が生まれてきました。

 

チリンチリンアイスは奥が深い

チリンチリンアイスのことを調べて見ると、まずでてくるのが、驚くことに長崎県のアイスなんです。


出典:前田氷菓

しかし、調べて見ても、青森のチリンチリンアイスとの関係はわかりませんでした。

ただ、見た目もかなり似ていますし、歴史を遡れば何かしら関係があるのかもしれません。

 

そもそもなぜチリンチリンアイスというのか

チリンチリンというのは、リヤカーに付いている鐘が、移動する時にチリンチリンと鳴るからなのだそうです。

表現の違いなのか、青森県でも南部方面では、

チンチンアイス

というそうです。

危ないネーミングですね・・・

 

他にも青森県内には似たようなアイスが違う名前で販売されていることがわかりました。

  • 津軽=チリンチリンアイス、カランカランアイス
  • 南部=チンチンアイス、花火アイス
  • 秋田県=ババヘラ

どれもまったく同じアイスというわけではなく、販売元もいくつかあるようで、このようなカラフルなものも存在します。


出典:blogs.yahoo.co.jp

 

販売形態の違い

 

販売形態もいくつかあります。

  • 移動式タイプの屋台販売
  • 移動できない屋台販売
  • 店頭販売

など、僕が遭遇したリアカー以外でも販売していることがわかりました。

 

全国の似たようなアイス

チリンチリンアイスに似たものとしてよく上げられているのが、アイスクリンというものです。

アイスクリンは横浜、倉敷、高知に存在が確認されています。

元々は日本初のアイスクリームを横浜馬車道で元旗本の町田房造が「あいすくりん」の名称で販売したことから始まり、全国に広まっていきました。その後大手メーカーの進出で衰退して行きましたが、現在でも一部の地域で生き残っています。

特に高知県では県内全域で食べることができるそうです。

 

ところで、アイスクリンの販売形態も、チリンチリンアイスと同じように移動式販売が一般的なのだとか。

チリンチリンアイスもアイスクリンも歴史のあるアイスですが、両方とも移動式の販売形態だということは、昔のアイス販売形態が移動式が一般的だったので、昔から生き残っているアイスは、その販売形態も変わらず生き残っているということなのでしょうか。

 

調べれば調べるほど奥が深い・・・

 

通販でも食べれれます

 

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