日本にもあった!!天然炭酸水を汲みに奥会津の大塩炭酸水井戸に行ってきた。

 

こんにちは。@shoheiomiです。

南会津を巡る旅、最後に向かうのは、天然の炭酸水が湧き出ているという大塩天然炭酸水井戸。天然に炭酸水が湧き出ているところがあるというのが驚きなのですが、実際に行って本当かどうか確かめて来ました。

旅の一つ前の記事はこちらから

【福島県】岩の下に神社が!?3つの岩のパワースポット三石神社に行ってきた。

自然・歴史・温泉を巡る福島・南会津の旅

都心からも近い秘境南会津を巡る旅。大自然に歴史に温泉にオススメスポットまとめ。

 

大塩天然炭酸水井戸

炭酸水井戸がある金山町は、もともと炭酸温泉地として温泉好きにはよく知られたエリア。

天然炭酸水の井戸は温泉街ではなく、民家が並ぶエリアの中にあるので、よく見ていないと通り過ぎてしまいます。

しかも、飾り気のない井戸がポツンとあるだけ。観光地ではないので、ほとんど地元の方が利用している感じですね。

井戸をのぞいてみると、感動!!

炭酸がブクブクしているのがわかります。

思ったよりも大量の炭酸水が湧き出しているのにビックリ。

糸の先にヤカンがついており、それを井戸に入れて炭酸を汲みあげます。

この炭酸井戸は誰でも自由に水を汲むことができます。

さっそく飲んでみると、とても飲みやすい!!

糖分はないはずなのに甘みを感じます。そこに若干の鉄分の味が混じっている感じです。

パチパチと口の中で気持ちよく炭酸が弾けます。

 

時期によって湧き出る炭酸水の量が異なるそうで、水位が下がる時期は鉄分が濃く飲みにくくなるのだとか。

天然なのでいつ汲んでも同じ味というわけではないのですね。

それを聞くと時期をずらして何度も汲みに行きたくなります。

 

海外に輸出された大塩天然炭酸水

なんとこの炭酸水は、明治期にはすでにヨーロッパ最大の天然炭酸鉱泉会社アポリネス社と提携を行い、瓶詰めにしてヨーロッパに輸出していたそうです。

国内では万歳炭酸水として販売されていましたが、現代のように交通手段が発達していない時代。山奥からの運送費はかさみ休業してしまいました。

う〜ん残念。と思いきや、平成16年に製水工場が建設され、約100年ぶりに天然炭酸水のボトル販売が開始されています。

 

大塩天然炭酸水アクセス

 

 

天然炭酸水を飲む方法

奥会津まで行くのはムリ、という方にも朗報です。

インターネットでも販売されています。お得な30本セット。

パッケージもよくあるご当地品という感じではなくて、おしゃれですね。

なんとこの間の伊勢志摩サミット伊勢志摩サミットでもこの天然炭酸水が卓上水として提供されたのだとか。

この機会にぜひ、奥会津の天然炭酸水を飲んでみませんか。

 

 

滝沢天然炭酸水

実はもう1ヶ所、大塩天然炭酸水井戸から新潟方面に走っていくと滝沢天然炭酸水という場所があります。

ここは大塩とは異なり、かなり簡易的な作りです。

見た感じシュワシュワ感がないのですが、飲んでみると、こちらもめっちゃうまい!!

しっかり炭酸水でした。

滝沢天然炭酸水アクセス

 

 

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