樹液で炊いた「ご飯」と樹液の「お味噌汁」は甘みがまして絶品だった。

 

こんにちは。@shoheiomiです。

3月上旬からウリハダカエデの樹液を採取するプロジェクトを始めて、前回は採取した樹液を煮詰めてメープルシロップにしました。

▼メープルシロップづくりの記事

ウリハダカエデの樹液を煮詰めて自家製メープルシロップを作ってみた。

 

15リットルの樹液を18時間かけて煮詰めて、できたメープルシロップの量は約300ml。

かなり手間はかかりますが、味はしっかりとメープルシロップになっていて、自家製のシロップが作れるということはわかりました。

 

今回は、メープルシロップ以外にも樹液の活用するため、「ご飯」と「お味噌汁」を樹液で作ってみることにしました。

ご飯は「甘み」が強調されて美味しくなりそうな気がするんです。お味噌汁はちょっと想像つきませんが・・・ものは試しです。

 

樹液でご飯を炊く

樹液ご飯に必要な材料と作り方をご紹介します。

材料

・ご飯…3合

・ウリハダカエデの樹液…3合分

所要時間

60分

 

作り方

一応説明しますが、基本的にご飯を炊くときに使う水を樹液にするだけです。

まずはしっかり水でといてください。とき終わったら樹液を加えます。

なるべく手間をかけたくないので、樹液はフレッシュなもの(採れたてで加熱していないもの)を使いました。

樹液は煮詰めるとメープルシロップになるくらいですので、煮詰めるだけ甘くなっていきます。ものすごい甘いご飯が食べたいなら、煮詰めた樹液を使ってみるのも良いかもしれません。

あとは炊くだけです。

約1時間後、炊き終わった樹液ご飯を何ものせないで味わってみました。

見た目はなんの変哲もないただのご飯ですが、思った通りご飯の甘みが強調されています。噛めば噛むほど甘みが出てきて美味しいです。印象としては高級米と言われるお米よりもさらに若干甘いくらいかなと思います。甘すぎないのできちんと「ご飯」として成立しているなと思います。

 

樹液でお味噌汁をつくる

樹液のお味噌汁に必要な材料と作り方をご紹介します。

材料

・味噌…二人前

・ほうれん草…二本分

・ウリハダカエデの樹液…600ml

所要時間

5分

 

作り方

ご飯と同様、だし汁を樹液に変えただけです。樹液の味をみるため、今回はだしは使わず、具もほうれん草だけとシンプルです。

まずは、ほうれん草を熱湯で1分ゆでて冷水で冷まし、水気を絞って3cm長さに切ります。

鍋にほうれん草と樹液を入れ煮立ってきたら味噌をときます。

あっという間に出来上がりました。

とてもシンプルなお味噌汁です。

お味はというと、ほうれん草の甘みが増したという感じで、きちんとお味噌汁になっています。

ご飯より甘みを感じやすいですね。お味噌汁というより、ほうれん草が甘みを凝縮させた高級品になったという印象です。

少し鍋に残して置いたのを冷えてからいただいたのですが、お味噌汁の方もかなり甘みを感じました。冷えると甘みを感じやすいようですね。これはもうお味噌汁の甘さじゃないなというくらい甘かったです。

 

今回の樹液ご飯と樹液のお味噌汁は、実は前回の記事でご紹介した「梅干し」と「たくあん」の燻製と一緒に作ったものでした。樹液の甘さと燻製の渋い感じが妙にマッチしてとても美味しくいただけました。

▼「梅干し」と「たくあん」の燻製

初心者でも簡単燻製!「梅干し」と「たくあん」を燻製して絶品おつまみをつくる。

樹液で炊いた「ご飯」と樹液の「お味噌汁」、なかなか気に入ったのでおかずのパーターンを変えて何度かつくってみたいと思います。

 

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