キャンプ・アウトドアの楽しみの一つは外で食べる美味しい料理!せっかくなので自分たちで作ったものを食べたいですよね。でもあんまり難しい料理はしたくない…そんな人に人気なのがホットサンド!パンに具材を挟んで焼くだけで簡単にアツアツで美味しいホットサンドが出来上がります。毎回具材を変えれば飽きることもありません!まさにキャンプに最適な料理です。
この記事では、キャンプ・アウトドアで使いやすい直火のホットサンドメーカーと初めてでも簡単にできるホットサンドのレシピをご紹介いたします。
キャンプにオススメのホットサンドメーカー
ホットサンドメーカーは大きく分けて「直火式」と「電気式」の2種類あります。なかでも直火式のものは電源のないキャンプやアウトドアでも直接火にかけるだけで使えるのでオススメです。今回はそんな直火のホットサンドメーカーの中から10種類を選んでみました。自分好みの最適なホットサンドメーカーを選びましょう!
①イタリア商事 ニュー・バウルー ダブル
ホットサンドメーカーといえばバウルーと言われるほど定番の商品。イタリア商事が発売元なので外国製だと思われがちですが、製造は金物の町、新潟県の三条市。総重量420gと軽いですが、薄すぎるということもなく、しっかりとした作りで火の伝わり方が絶妙!具材をたっぷり挟んでもはみ出さずにしっかりと焼ける点もさすがです。発売以来40年のロングセラーなのも納得です。
>>バウルーのある暮らし。アウトドアや朝食に熱々のホットサンドを。
②イタリア商事 ニュー・バウルー シングル
こちらはバウルーのシングルタイプのもの。ダブルよりも具材をたっぷり入れることができ、ふんわりと焼き上げることができます。パリッとした食感が好きならダブル、ふんわりとした食感が好きならシングルタイプがオススメ。
③snow peak(スノーピーク) ホットサンドクッカー トラメジーノ
国産アウトドアメーカーとして名高いスノーピークのホットサンドメーカー。プレス幅が広いので具材を詰め込んでもはみ出しにくいですが、しっかりと挟み込むためにパンの耳を落とさなければならないのが若干難点。他のメーカーではプラスチックのことが多い持ち手は竹の集成材で、使い終わった後は回転させて収納することもできます。細部にこだわりを感じる名品です。
スノーピーク(snow peak) ホットサンドクッカー トラメジーノ GR-009
④TSBBQ ホットサンドメーカー
安心の新潟県燕市製のホットサンドメーカー。おしゃれな刻印が面裏両面に入ったホットサンドを作れるので、フォトジェニックなキャンプ料理を楽しみたい人にオススメです。上下に分離することができ、一枚づつフライパンとしても使用でき、お手入れも簡単!とてもクオリティの高いホットサンドメーカーです。
⑤及源 南部鉄ホットサンドメーカー
本体も持ち手も全て鉄で出来たホットサンドメーカーは存在感抜群!厚みがあり、他のメーカーのものよりかなり重いですが、その分熱持ちが良く、焦げ付きもなく外はパリッと中はふんわり焼けるのが特徴です。鉄製のためお手入れは少し手間が掛かりますが、お店で出すような本格的なホットサンドを作りたいならオススメの一品。
⑥CHUMS(チャムス) ホットサンドウィッチ クッカー
焼き上げたときにできる、かわいらしいブービーバードの刻印が印象的なアウトドアブランドチャムスのホットサンドメーカー。内側はフッ素樹脂加工が施されており、上下分離が可能なので、洗い物もラクチン。一枚づつフライパンのようにも使えるので、コレ一台でも様々な料理に使用することができます。味だけでなく見た目にもこだわりたいのなら間違いなくオススメの一品です。
⑦COLEMAN(コールマン) ホットサンドウィッチクッカー
キャンプメーカーのコールマンが開発しているので、持ち運びやすいように分解できるあたりがさすが。また持ち手が長いので熱源に手を近づけることなく焼けるのもオススメできるポイント。コールマンのランタンマークの焼き目がかっこいいです。
⑧LOGOS(ロゴス) ホットサンドパン
アウトドアブランドとして有名なロゴスのホットサンドメーカー。焼き上げるとメープルリーフとロゴスのロゴマークが焼印されるのがキャンプ好きの心をくすぐります。上下に取り外し可能なのでお手入れもラクチン。
⑨CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)アルミホットサンドトースター
テントをはじめとするキャンプ用品を数多く発売しているキャプテンスタッグのホットサンドメーカー。何よりお手頃な価格で購入できるのが嬉しいところです。ホットサンドメーカーの他に、「パンケーキメーカー」「ワッフルメーカー」「たこ焼き器」と兄弟商品が販売されているので、揃えてみるのも楽しいかも。
⑩COGHLANS(コフラン) A&Fホットサンドクッカー
本格的な鋳物できているので、熱持ちがよく綺麗にこんがりと焼き上がります。本体はしっかりと厚みがあるので、急激に温度が変化し、すぐ焦げてしまうということもありません。しっかりとした作りなので他の製品よりも重いですが、その分本格的な味を楽しめるホットサンドメーカーです。上下に分離できるので洗いやすい点もGOOD!
簡単ホットサンドレシピ
食パンと具材を挟んで焼くだけでできるホットサンド。あまり料理が得意でなくても、サクッと簡単に美味しく出来てしまうのが魅力的なところ。とことんこだわって具材を用意するのもいいのですが、まずは調理することなく本当に“サンドするだけ”で出来るレシピをご紹介いたしますので試してみてください。
ハムとコーンのチーズマヨサンド
材料
- 食パン…2枚
- コーン…1パック
- ハム…1枚
- チーズ…1枚
- マヨネーズ…お好みで
「ハムとコーンのチーズマヨサンド」は、僕の定番メニュー。忙しくてあまり料理をする気になれない朝食によくいただく一品です。材料は2枚の食パンにスーパーなどで販売しているパック入りのコーン一袋にチーズ、ハムをそれぞれ一枚ずつ。最後にもう一枚のパンにマヨネーズをかければ、あとはサンドして軽く両面を3分程度焼くだけ!
コーンのつぶつぶ感とチーズのトロトロ感が絶妙でやみつきになります。
焼き鳥のマヨチーズサンド
材料
- 食パン…2枚
- 焼き鳥の缶詰…1缶
- チーズ…1枚
- マヨネーズ…お好みで
「焼き鳥のマヨチーズサンド」はスーパーなどで販売している焼き鳥の缶詰をそのまま食パンにかけて、その上にマヨネーズ、もう一枚にチーズをのせるだけ。お気づきかもしれませんが、チーズとマヨネーズがここでも大活躍。この組み合わせは鉄板なので多用しています。
初めて食べた時は想像以上の美味しさに驚きました。焼き鳥のタレとチーズの相性が抜群ですね。
たっぷりマスタードの贅沢ウィンナーサンド
材料
- 食パン…2枚
- ウィンナー…4本
- マスタード…お好みで
「たっぷりマスタードと贅沢ウィンナーサンド」の具材は、シンプルにマスタードとウィンナーのみ。ウィンナーはそのままサンドしてもいいのですが、事前に表面を軽く焼いておくとパリッとした食感が出るのでオススメです。バウルーは広げればフライパンとしても活用できるので、パンを焼く前にウィンナーをのせて焼いてしまうという使い方もOK!あとはもう一枚のパンにたっぷりとマスタードを塗ってサンドし3〜5分程度焼き上げれば完成です。
ウィンナーのプリプリとした食感とマスタードの相性は皆様ご存知の通り。レタスなど緑ものを入れ流のも良さそうです。
3つのレシピをご紹介しました。どれもサクッと簡単に作れるものばかりなので、ぜひ挑戦してみてください。ホットサンドはどんなものを挟んでも大抵は美味しくなるので、色々な食材を組み合わせてオリジナルのホットサンドを作ってみるのもオススメです。レシピに困ったときはレシピ本が充実しているので参考にしてみてください。
手作り感が作り出す美味しさ
キャンプ・アウトドアで使いやすい直火のホットサンドメーカーと初めてでも簡単にできるホットサンドのレシピをご紹介してきました。
価格も2,000円程度〜と安く購入できるのでハードルも高くないですし、ほとんど調理をしないで絶品料理を作れるというのが嬉しいですよね。
何よりも、ほとんど調理しないのにもかかわらず、なぜか手作り感があるというのがホットサンドの良いところ。電子レンジでチンとは明らかに違う満足感があります。火にかけるという“いかにも美味しそうな行為”をしているのがそう思わせるのかもしれません。
お気に入りの直火式ホットサンドメーカーを見つけたら、お家でキャンプで、手作り感を楽しみながら美味しいホットサンドを作ってみてくださいね!