ついに林業デビューしました。えっ!?林業系のブログ書いているのに初心者なの?と言われそうですが、本当に初心者です。一度も林業っぽいことしたことありません。伐り出された木材をフローリングに加工する会社の営業だっただけで、山とはまったく関わりなかったんですね。それがいやで岩泉にきたのですが・・・
測量ってなんだ
森林の境界確定や面積の測定などを目的に行います。間伐や伐採の際に見当違いのところを伐ってしまっては困りますよね。対象となる森林の位置や面積を正確に把握しなくてはなりません。測量はそれらを明確化するために必要な作業なのです。
測量の流れを覚えよう
岩泉森林組合さんに同行させていただきました。
場所は岩泉のはずれにある大月峠。このあたりは標高が高いのか、まだ雪が残っていました。左に伐採したばかりの丸太が見えていますね。今回はこの隣の山の測量を行います。
使う機械はこんな感じ。
素人なので様になっていませんねえ。なんか不格好です。
双眼鏡のような機械をのぞいて何を見ているかというと、
この反射板。これを測量したい場所に設置して、先ほどの機械でのぞいてボタンをポチッとおすと、GPSをつかって位置が特定されます。この写真はトラックに立て掛けていますが、本番に写真撮る余裕がなかっただけです。
測量した地点はこのうように木の枝を使って目印を残していきます。
山の中でもわかりやすいようにピンクのテープを巻きました。
これを山の中歩いて何か所も行います。今回は80カ所くらいだったかな。
ところどころ見える景色がきれいで、あまり疲れなかったですね。時期的にもよかったのでしょうね。熱い時期だとまた違った感想になったかもしれません。
最後にまた同じ場所まで戻ってきたらおしまい。
この測量データは帰ってパソコンにつなぐとすぐに図面に反映されます。
いやー、おもしろかった。
最後に図にまとめます。
素人が覚えるのは、双眼鏡のような機械を覗いて反射板にピントを合わせ、ボタンを押すと、距離とか位置とかがわかるということ。何となくわかりました?
次回は素人が学ぶ林業~毎木調査編~
です。お楽しみに。
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