祭りの季節がやってきた!東北絆まつり盛岡をフォトウォーク。

本日も“FOREST PEOPLE”をお読みくださりありがとうございます。@shoheiomiです。

汗も蝕む季節がやってきました。本格的な夏の到来を前にして早くも30度を超える日もあり、クーラーをつけようか悩み始める頃。それでも吹く風はまだどこか涼しく、絶好のお出かけ日和となりました。キャンプに温泉に…とお出かけしたいところですが、翌日に予定があるため、なるべく夕方までには帰ってきたい。どこかちょうどいい場所ないだろうかと探していたところ、盛岡で「東北絆まつり」が開催されていることを思い出し、2時間かけて盛岡まで車を走らせることにしました。

 

東北絆まつり

東北絆まつりは東日本大震災の犠牲となった多くの方の魂を弔い、東北の復興の狼煙を上げるため、2011年に仙台から始まった東北六魂祭の後継となる祭りで、2017年にスタート。第一回目の昨年は仙台市で開催され、2回目の今年は盛岡市での開催となりました。

「仙台の七夕まつり」、「盛岡のさんさ踊り」のほかに「青森のねぶた祭」、「秋田の竿燈まつり」、「山形の花笠まつり」、「福島のわらじまつり」、と東北を代表する祭りが一同に集結する、まさに「東北の祭り集大成」。東北に移住してからもう6年近くは経つけれど、どれもまともに見たことがなかったので、実際に見る祭りの迫力に大興奮しました。

パレードが行われている場所は立ち見の見物客で溢れかえり、爪先立ちしてなんとか見えるような状態。それでも、いつもはあまり好きではない人混みも、祭りの日は別で、この人の多さからくる“祭り独特の熱気”というのも悪くありません。

途切れることなく続くパレードに何度もシャッターを切りました。

 

青森のねぶた

圧巻は青森市のねぶた。ゆっくりと回転しながら近づいてきたときの高揚感。

そして近づいてきたときの迫力。遠くからではわからなかったダイナミックで力強い色彩は圧巻です。

夜空の下で光るねぶたはどれほどのものだろうか。一度本場を訪れてみたいと思いました。

このねぶたがどのようにして動いているのかというと、大きな人力車のようになっていて、屈強な男たちが台車を引っ張るようにして、時々向きをかえ見物人に見やすいように配慮しているようでした。

 

色とりどりのパレード

それから、それぞれのお祭りを代表するミス◯◯たちの浴衣姿の行進も祭りならではの光景。やっぱり美人さんたちなんだけれど、みんなミス◯◯というタスキをかけているものだから、一体何人いるのだろうとくだらないことを考えてしまいました。

さんさ踊りは地元盛岡なので、やはり規模が違います。祭りとはあまり縁のない地域に住んでいたのでよくわからないのですが、地域の自治会などで小さい頃から祭りに参加させたりするのでしょうか。

若い子たちが踊る躍動感。小さい子の少したどたどしい踊りも可愛らしいです。

大きなわらじに乗る子供。子供だったら絶対乗りたい。

パレードに合わせて中央通り一丁目まで歩いてきました。

パレードも終盤。一日中歩いて疲れただろうけれど、なんだか皆んな楽しそう。

先ほど子供たちが乗っていたわらじを立てかけるようです。想像より大きい!どうやって持ってきたんだろう。

 

祭りは続く

パレードが終わり少し寂しい中央通り。もう色鮮やかな衣装の姿はないけれど、どこか熱気は残っている気がして、少し離れるのが惜しく感じ、しばらくパレードの余韻に浸りました。

パレードは終わっても祭りは続きます。盛岡公園には東北各地の名物が集まる屋台村ができていました。

芸人さんたちのトークショーも。

今日一日、東北絆まつりを堪能しました。やっぱり祭りは楽しい。6つも祭りを一度に見れるなんて贅沢なものです。

さんさ踊り以外は規模を縮小した簡易版のようだったので、それぞれの地域に訪れて本場の祭りを見に行きたくなりました。今年はどこか一ヶ所だけでも見物に行ければなあ。